コロナ騒動

晴れ ようやく初夏らしく、気温20度を超えてきた。

コロナ騒動もやっと下火になってきたが、首都圏では緊急事態宣言が解けない。原因は神奈川県が人口10万人当たりの1週間の患者発生数が0.5人を超えているため。

この数字は全国一のワイルドトップ。「神奈川県には嫁に行かすな!」と言われているかも? 県民として赤面の至り。

3月初旬から遊歩道を散歩している傍ら、マスクの不着者に声を掛けているが、結果は散々。ワイルドトップも納得状態。県のお偉いさんなどに状況報告したが梨の礫。 

     記

県スポーツ局担当部長江藤様 各位へ
突然のメール失礼致します。
 今年に入って、突如出現した新型コロナウイルスで、近年にない騒動になりました。各位に於かれましても、ご苦労の極みでありましょう。
 人間は、鳥や豚等のウイルス汚染では、まとめて殺傷し埋めて解決する残酷さを平気で行ってきました。我々の残酷さが明確に表れたことに、どれほどの悲しみを感じているのでしょうか? 
 遡ること2500年前、釈迦誕生時に「天上天下唯我独尊」と天地を指さしたとのエピソードがありますが、その意味は、「この世のすべての生命は、残らず尊い」との平等宣言であります。
 しかしながら、全ての人間は、強弱の差があってもエゴの鎧を纏っている残酷な生き物なのです。
 その証拠として、コロナ感染者急増の対策で行政が三密対策を打ち出し、各種要請しましたが徹底せず、そして遂に「緊急事態宣言」を発令してようやく下火になりました。
 その間、多くの感染・死亡者を出したこと慙愧に耐えません。
 それでも完全に回復したわけではなく、現在首都圏の東京、神奈川、埼玉、千葉、北海道は、宣言解除にはなっていません。特に我が神奈川は、ワイルドトップで埼玉、千葉を巻き添えにして恥ずかしく、誠に由々しき状態であり、黒岩知事の落胆振りは眼に余りあるものであります。
 その原因の一つに、感染予防のマスクの着用不足が挙げられます。
 実は、小生は無職老人で毎朝近くの遊歩道を散歩しているのですが、マスクの着用状況に注目していました。
 3月の患者急増中の着用率は、徒歩者走行者とも5割くらいでした。それが宣言発令後は、歩行者は8割位になりましたが、走行者には変化がありませんでした。
 ところが、4月下旬頃から山中教授がnetで紹介した首鼻口を覆うバフが急に青年層に広がりましたので装着率も向上したのですが、中壮年層は依然として5割には及ばず、現在に至っております。
 そこで、少しでも改善したいと思い、出会った未着走行者に「マスクをしましょう」と声を掛けておりますが、年代層によって反応が異なりました。
 まず中学高校生の若年層は「ハイ・わかりました」などと素直に聞き入れます。その上の青年層は無言ですがうなずきます。
 しかし、中壮年層は全く無表情で走り去り、中には「うるせー・てめー何様だ!」とどなり返す者が3名いました。また「俺は大丈夫だ!」と言い返す者が2名いました。
 一方、テレビ放送ですが、休業要請に従わず開業したパチンコ店に殺到する客の多くは、同じく中壮年者とのこと。
 この事は、ジョギングのみならず、トレイルランニングで「婆バー退けどけ!」と追い散らす不届き者と同じであります。
 このように一事は万事、マナーに欠ける多くは中壮年であり、「今時の若い者は・・・」と嘆く資格は全くありません。こんな無頼者にも10万円の給付金を出すとは泥棒に追い銭同様であります。
 残念ながら是が現実、未曾有の国難に行政が幾ら「要請」で対応しても効果は決して充分ではありません。もっと強く「命令・罰金」としたほうがより早く収束して尊い生命や経済的損害を最小限に食い止めることが出来るではありませんか? 警察や自衛隊が街頭に立って指摘忠告すれば、効果抜群です。

 この世は末法時代です。何事も道徳=マナーが通用する時代は遠い昔話です。 かねて私共が提案するハイキングコースの安全安心な運用も、マナーだけでは到底実現不可能であることをご認識頂きたいと存じます。     乱筆御免
                ハイキンググリーン相談役 南 保

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久し振りの鴨一家

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アオサギ

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珍しいキジバト